コチニール(こちにーる)

 南米のサボテンに寄生する貝殻虫から採取された動物性染料です。コチニール自体は写真より鮮やかな色でカーマインになります。染料としては16世紀から使用されていますが, わずか450gの色素を用意するのに7万匹も必要なため, 現在はほとんどが合成染料に変わっています。今回のシャツの染色にはコチニールの他にチタン触媒というものを使っているため,  少し紫色に近い色に仕上がりました。命を貰い受け染めた色は独特な光を放っているようで, 着用して町を歩くと多くの人が鮮やかさに振り返っていました。

色:カーマイン JIS


参考文献
『色の名前辞典507』著者 福田邦夫 主婦の友社 p40 2017年3月31日発行
染色キットの購入先 株式会社 田中直染料店


IRO*Bon

身のまわりにある色を集めているサイトです。ボンボニエールというお菓子を入れる器に色を込めていくように記事を手がけていきます。 毎週水曜日と月曜日更新です。

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