コチニール(こちにーる)色:カーマイン JIS 日本の真紅は紅花染の赤だが, 西洋の真紅は中南米のサボテンに寄生する貝殻虫から採取された動物性染料の赤。コロンブスの新大陸発見後, 16世紀初めにはこの染料はただちに全世界に知れ渡った。 今回のシャツの染色にはコチニールの他にチタン触媒というものを使っているため, 少し紫色に近い色に仕上がりました。命を貰い受け染めた色は独特な光を放っているようで, 着用して町を歩くと多くの人が鮮やかさに振り返っていました。現在ではコチニールを使った染色はほとんど行われていません。それは下記の理由によるものだからです。しかし, わずか450gの色素をとるのに7万匹ものコチニールが必要とのことで, 現在のカーマインは...27Aug2017むしむらさきあかしぜん