檸檬(れもん)

 檸檬の季語は爽やかな黄色のため夏を想像しますが, 実際は秋です。16世紀頃の色見本ではクリーム色で表現され, 現在のように発色はよくありませんでした。1875年にクロームイエローという緑がかった黄色の絵の具が作られるようになったことから現在の色が誕生しました。いまではレモンイエロー色を作るにはカドミウムイエローという顔料で出来ています。カドミウムとはニッケル-カドミウム電池の電極, 原子力発電所の制御棒などに使われている物質でもあり, 鮮やかな発色の物質は色以外にも重要な役割を担っているようです。

色:レモンイエロー JIS


参考文献
『色の名前辞典507』著者 福田邦夫 主婦の友社 p128 2017年3月31日発行


IRO*Bon

身のまわりにある色を集めているサイトです。ボンボニエールというお菓子を入れる器に色を込めていくように記事を手がけていきます。 毎週水曜日と月曜日更新です。

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