色:スノウホワイト JIS
1940年頃まで家庭に欠き氷器はなく, 氷売りという専門の職種がありました。 冬の間に降った雪を氷室という貯蔵場所で保管していたため貴重な品として天皇や貴族 , 更に時代を遡ると将軍家へ献上するものでした。 庶民にはなかなか手の届かないものだったようです。
写真の欠き氷器はタイガー魔法瓶株式会社の名作きょろちゃん(3代目)です。 昨年復刻版が登場しましたがその元になったくまちゃんで1977年生まれ。
お父さんお母さんが生まれた頃まで遡ります。 その名の通り帽子の中に氷を入れてレバーを回すと目が左右にきょろきょろ動きます。我が家のきょろちゃんは現在販売されているものより少し薄いあお色なのですが , 30年以上経っているから日焼けしてしまったのかもしれません。埃をかぶっていた段ボールから出て , 今年甥の家へお引越しいたしました。久々の出番で意気込んでおります。
タイガー魔法瓶株式会社 「きょろちゃん専用サイト」はこちらから
0コメント