噴水(ふんすい)


 昨日観た噴水に今日も会いたいと期待に胸を膨らませ, 辿り着いた時に一滴も水が出ていなかった。そんな経験ありませんか。動く彫刻は気まぐれな恋人のように時や風向きに併せて踊ります。束になった水は大地に吸い込まれ, 存在を刻み込むように身体を, 心を震わせます。 光の拡散現象により見ることのできる水色を平安時代の頃は水縹(みはなだ)と呼んでいたそうです。縹は藍染から成る色で、その濃淡から深縹(こきはなだ)浅縹(うすはなだ)などの色が生まれました。中世からは花田色(はなだいろ)という字もあてられています。日本のあおの原点ですね。



色:水色 JIS

参考文献 『色の名前辞典507』著者 福田邦夫 主婦の友社 p183 2017年3月31日発行


IRO*Bon

身のまわりにある色を集めているサイトです。ボンボニエールというお菓子を入れる器に色を込めていくように記事を手がけていきます。 毎週水曜日と月曜日更新です。

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